現段階で、私たちは言語を次のように理解している。

言語とは、他者から学ばれ、共同体のなかで共有される記号の体系であり、それによって私たちは自分の思考を自分の外へ運び、他者の思考を受け取ることができる。

この理解には、まだ答えられていない問いがいくつも含まれている。

  • 「意味する」とはどのような働きなのか。
  • 言語は思考に先立つのか、思考が言語に先立つのか。
  • 体系としての言語(ラング)と、個々の発話(パロール)の関係はどうなっているのか。
  • 人間以外の動物がもつ伝達の仕組みと、人間の言語を分けるものは何か。

v0.1 は、これらの問いに答えるための枠組みではなく、問いを立てるための出発点である。研究が進めば、この定義は書き換えられる。そのとき、なぜ書き換えたのかをここに記録する。